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ところ変われば、なお田植え事情
えみぃです。

2015年のお田植えが終わりました。
個人的に、今年は早かったです。
毎年精進してきた賜物、という気がしています。

循環農法では、「水苗代で40日、5.5葉に育てた苗を手で植える」となっています。
信州なずなの面々も、それを守って取り組んでいます。

苗代を作るのは大変ですが、しっかり水が回る土台さえ作ってしまえば、水の管理だけですくすくと育ちます。
そして、水苗代では苗はどんどん育ちますので、あわててお田植えする必要がありません。

そして、30センチ間隔に1本ずつ植えます。
植物は根が触ると互いに遠慮するため1本が良いということと、間隔を広く開けて太陽の光がまんべんなくあたるようにすることと、のちにコロバシをかけやすいという理由で、30センチ間隔です。

我が家の田んぼは3反と広いので、縦横のラインが揃っていないとコロバシがかけにくいので、田んぼの中に水糸で正長方形を作ってラインが曲がらないように植えています。



この植え方を知りたい方は、来年ぜひ体験に来てくださいね。



曇っていて見えませんが、正面に八ヶ岳と富士山が見える絶好のロケーションなのです。
風に吹かれながら、素晴らしい景色を眺めながらのお田植えは最高です。
この田んぼは標高約850メートルのところにあります。
水はたっぷりと流れてくるので有り難いのですが、山からの水はとても冷たいですし気温も低めなので、昔からお米がおいしくないと評判の土地です。
サラサラ火山灰土で水持ちも良くないので、田んぼに入る前に水を温めるなど工夫をしています。
お蔭様で、毎年おいしいお米をいただいています。


今年は長野の宮崎くんのお田植えを見に行ってきました。
彼は去年から、「陸苗代(おかなわしろ)」で苗を作っています。
河川敷にある畑で、水をかけながら作るんだそうです。



水苗代を作るには、4月後半から水が来る田んぼでないとだめなのです。
最近はハウスでの苗作りがほとんどなので、田植えぎりぎりにならないと水が来ないというところも多いです。
彼の田んぼも、上流の分水によって水が来る日と来ない日があるため、陸苗代をやってみようと思ったそうです。
陸苗代ができると、可能性がまた広がりますね。

河川敷の砂にミネラルが多いのか、できあがる苗はこんなに立派!
美しいです。



田んぼはシロカキをせず、草を刈って水を入れて植えます。



去年の藁と刈った草がびっしり。地面は見えません。
植えた後も、苗だか草だかわからないような状態ですね。

シロカキをしない田んぼは土が硬いので、指では植えられません。
彼は試行錯誤の末、山菜収穫用のナイフで地面に穴をあけてから植える方法を考えたそうです。

畝間40センチでロープを張り、ロープにつけた30センチ間隔の印のところにナイフを垂直に15センチほど挿し、手前に倒します。



ロープに沿って一列穴を開け、戻って苗を植えていきます。
苗は穴に15センチほど挿し、土を寄せて固定します。



苗を運ぶため、彼はピンクのバケツのようなものを腰から下げていました。
お子さんのおもちゃなんだそう。
去年は植えている途中で苗が足りなくなって戻ることが多く効率が悪かったそうですが、今年はとてもスムーズだそうです。
どんなに動いても必ず後からついてくるし、手を伸ばせば苗に触れるという。よく考えてますね。

不耕起の田んぼでは、足元が泥じゃないので、これから植える予定のところはどこを歩いてもいいんです。
逆に、稲がはっきり見えないので、植え終わったところは歩いてはいけません。
これは普段と逆なので、おもしろかったですね。

稲作りは、土や気候条件、田んぼを取り巻く環境などにより、同じようにはいきません。
でも、みんなで知恵を出し合って、環境にあった米作りができていけばいいなぁと思います。
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